Refracting memory in glass and light
strangersは、都市の中で交差しながらも互いを知ることのない人々——「見知らぬ誰か」の存在を、リブガラスという素材を通じて可視化する試み。
リブガラスの特性は「透過するが歪む」こと。向こう側にあるものは見える。しかし正確な輪郭は失われ、色と光だけが残る。すれ違い、気配を感じ、しかし本当の姿は見えない。都市生活における他者との関係を、ガラスの屈折として空間に定着させた。
有機的なフォルムを持つガラスオブジェクトは、それぞれが固有のプロポーションを持ちながらも透明であるがゆえに、実体のない「誰かの輪郭」として佇む。器だけが残り、物語だけが封じ込められている。

Exhibition view — Spiral Omotesando, Tokyo, 2026

Glass objects — それぞれが固有の輪郭を持つ

Detail — 透過するが、歪む

Wall panel — 記憶の屈折